私は海外に6年間暮らして、勉強・仕事をしてきました。
英語なしでは生きていけなかったため、英語の勉強をそれなりに頑張ってきました。
分かりやすいところで言うと、TOEICは915点を取っています。
英会話学校のようなものや通信講座などを受けたことはなく、独学と実践のみで英語力を伸ばしました。
今回は、私の英語勉強体験をTOEICの点数を一つの尺度にしながらまとめて紹介します。

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第1章 初めてのTOEIC受験~留学まで
そもそもの私の英語力
中学生になって初めて英語を勉強しました。
高校時代は大学受験のために英語を勉強していましたが、英語は嫌いでした。
私が通っていた高校の英語のテストはとても難しく、いつも平均点が40点前後(100点満点中)でしたが、私はいつも平均くらい。
センター試験では80%くらいの点は取れていたように記憶しています。
もちろん、外国にも行ったことがない。英語は受験のためだけ。
英語を使ったことなど全くない、使うなんて想像できない。
とにかく、外国には全く縁のない、普通の田舎の学生でした。
初めてのTOEIC
大学に入り、ふとしたきっかけで、外国人と一緒にキャンプをする、というイベントに参加しました。そこで衝撃を受けます。

一方、英語を少しでも話せる学生は外国人と楽しそうにしゃべっています。

イベント終了後、早速英語の勉強を始めます。
ただ、英語を勉強する方法は巷にあふれすぎていて、何をすればいいのかさっぱり分かりませんでした。
英会話学校?本を買って勉強?外国人の友達を作る?
とりあえず、英語の本を買って少し勉強をしてみました。
数カ月間勉強してから、腕試しにということでTOEICを受けてみました。
リスニング・・・早すぎて聞き取れない!難しい単語が多くて意味不明!
リーディング・・・単語難しすぎる、問題多すぎる、時間が足りず最後まで解けない。
最後はマークシートを適当に埋めて終了!
結果
リスニング:300点
リーディング:200点
合計:500点
大学受験で勉強したこともあってそこそこの点が取れました。

野外活動で勉強、TOEIC受験2回目
その後、英語を話す機会を求めていたのですが、なかなか外国人と出会うことなどなく、困っていました。
そんな時、キャンプで知り合った香港人の友達が東京に遊びに来たので彼と一緒に飲みに行くことになりました。
一軒目でいい感じに酔っ払い、香港人の彼が、クラブに行きたい!と言い出したので、私はしょうがなく、行ったことのなかった六本木でクラブデビュー。
ここでまたも衝撃。

めっちゃ外国人いるじゃん。
そして音楽もめっちゃ好み♪
この日から毎週土曜日はクラブ通いとなりました。
頑張って色々な国の人と英語を使って話しをしました。

うむ、確実に前より英語が出てくるようになった。
こんな生活を3,4ヶ月続け、英語にも外国人にも耐性がついてきました。
ここでもう一度TOEICを受験。
リスニング・・・早すぎて聞き取れない!選択肢読んでる暇がない。伸びてない!
リーディング・・・特に何も変わらず、最後はマークシートを適当に埋めて終了
結果
リスニング:300点 (前回と同じ)
リーディング:245点 (前回比 +45点)
合計:545点
話す練習してきたのにリスニングは変わらず。
何もやっていなかったリーディングが伸びました。
実感としては、前回と全く変わりませんでした。ほとんど自信を持って回答できない。勘が鋭くなっただけ。

第2章 アイルランド留学へ
アイルランド留学前の英語の勉強
英語に目覚めてからいつか留学したいと思いつつ、なかなか出来なかったのですが、ちょっとしたきっかけで留学できることになりました。
この時点で英語に目覚めて約2年が経過していました。
【留学前】
留学が決まったので勉強を始めました。
と言ってもお金も貯めなければならなかったので、バイトばかりしていました。
唯一、「英語耳」という本を買い、独学で発音を徹底的に鍛えました。
自分が発音できない音が聞こえるようになる訳がない。
そう思い、留学前に発音だけに集中することにしました。
この本をとことんやったことで、全ての発音記号を覚え、それっぽく発音ができるようになりました。
この勉強は今考えてもとても効果があったと思っています。
とてもオススメなので別の記事で詳細を紹介しています。
この記事では、独学で英語力をアップさせたいあなたに、TOEIC915点を取得した筆者が本気でオススメする、英語学習の本を3冊紹介し、徹底解説します。 サボさんこの3冊を徹底的にやりこめば、世界中[…]
アイルランド留学へ(留学の概要)
【留学中のルール】
①ホストファミリーと暮らす
私の最初のホストファミリーは、シングルマザーのおばちゃん50代後半?とその息子20代後半、というファミリーでした。
ホストファミリーって一緒にご飯食べたり、テレビ見たり、一緒にどっかに行ったり、そんなイメージでしたが、二人共働いていたので、いつも私は家に一人でした。平日の夕飯は、チンして一人で食べるみたいな感じでした。

②学校には行かず、働かず、何かを成し遂げる
これは私が参加したプログラムがそういうものだったので、それに従っていました。
他の日本人の参加者は一人も知らない状態で、一人で現地まで向かいました。
現地に着いてからもプログラム参加者に会うことはなく、かなり孤独でした。
そして学校も行かないので、何する?っていうのを毎日模索していました。
ワーホリの人がうらやましかったです。
③期間は1年
留学期間は1年でした。
その時は、3ヶ月も外国に住んでいれば、英語もだいぶ話せるようになるだろうと楽観的でした。
いつもホストファミリーとも少しは話しているし、テレビも全部英語だし、ネットも家では使えない状態(ネットカフェまで行く必要があった)だったので、日本語に触れる機会もない。

アイルランド生活3ヶ月経過、英語力アップしたか?
やることがあまりになかったので、毎日街に繰り出しては、何かやることを探していました。
最初の3ヶ月ではこんなことをしました。
・毎日英語で日記をつける
・毎日寝る前に英語の本を読む
・ストリートミュージシャンに声をかけて友達作り
・飲み屋で飲んでいる人に声を掛け友達作り
・新聞に載っていたお祭りのボランティアに応募
・お祭りのボランティアとして、地元の大きな祭りで仮装しパレードに参加
・ボランティアを通じてたくさん友達ができる
・ホストブラザーと仲良くなる(友達を紹介してもらったり、一緒に飲みに行ったり)
・ホストマザーと仲良くなる(ホストマザーの彼氏に合ったり、一緒にご飯を食べに行ったり)
このように、勉強らしい勉強は全くしていませんでした。
唯一、英語で日記をつけること、本を読むこと、本も音読して読むこと、などをやっていました。後はひたすら英語に触れる。ということだけでした。
そして、アイルランドに来て3ヶ月が経過しました・・・。
当初の予定では、すでに相手が言っていることはほぼ100%理解できる、言いたいこともスラスラと言えるようになっている、そんな状態に嫌でもなると思っていました。
結果・・・

相手が言っていることも全然分からないし、テレビも何言っているか全然分からないし、言いたいことも全然言えるようになっていない。
これは学校に行っていないのが原因なのか・・・?
それとも英語の習得ってそんなに甘くないのか・・・?
第3章 アイルランド留学 半年後
アイルランド留学4ヶ月~半年
アイルランド留学生活も4ヶ月が過ぎた頃、私はお祭りのボランティアが終わってしまったためまた暇人になってしまいました。
何かしないとと思い、アイルランドでは一般的だった「Language Exchange」(友人と母国語を教え合う事)の募集の紙を図書館やら大学やらに、貼りまくっていきました。
何人かから連絡は来たのですが、結局Language Exchangeのパートナーを見つけられずにいました。
そんな時、ボランティアで知り合ったおばちゃんの娘の友達が日本語を学びたいと言っているという情報をもらい、その人を紹介してもらうことになりました。
この出会いがその後の留学を変えていくことになります。
紹介してもらったのは、当時アイルランドの大学に交換留学で来ていたアメリカ人の女の子でした。
4ヶ月~6ヶ月でやったこと・Language Exchange開始
・大学生の友人が増える ⇒ いろんな友達の家に入り浸る
・ホストファミリー2軒目に移動
・英語の日記継続
・アイルランド一人旅
・文法の本を買い勉強(ケンブリッジのEssential Grammar in Use)

アイルランド留学6ヶ月経過、TOEIC再受験
なんだかんだでアイルランドに来て半年が経ちました。
生活にもだいぶ慣れ、友達や知り合いもだいぶ増えてきており、充実した日々を送っていました。
ただ、自分は成長できているのか?を客観的に確認したく、ここで腕試しとして
TOEICを現地で受けてみることにしました。
リスニング・・・あれ?前より分かる。特に短いセンテンスのパート1やパート2は自信を持って回答できるものが増えてきた。
リーディング・・・単語は相変わらず難しい。。問題多すぎる。。。それは変わらず。最後まで解けないが以前より読むスピード上がった実感あり。
マークシートの塗り絵は最後の20問くらい。
結果
リスニング:370点 (前回比+70点)
リーディング:325点 (前回比+80点)
合計:695点 (前回比+150点)
半年が過ぎて、点数は大きくアップしました!
特にリスニング力は良くなったのは明白でした。
今までは何を言っているのか分からなかったものが、はっきり聞こえるようになってきました。
しかし、まだ長文を聞くことや、問題文や選択肢を読みながら進めることはうまくいかず、後半はいまいちでした。
リーディングについては、読むスピードが上がった実感がありました。これは日記を書いたり、読書をしたり、普段からインターネットや新聞を読んで英語に触れる機会が格段に上がったため、と思われます。
また、文法についてもケンブリッジの本(初級レベル)で復習していたことも効果があったかもしれないです。
このようにTOEICの点数は半年間で大きくアップしました。
しかし会話力はそこまで大きく良くなったと言う実感はありませんでした。
あと半年でどこまで英語力は伸びるのでしょうか・・・。
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第4章 アイルランド留学 終了
アイルランド留学 (半年経過〜1年後)
後半の留学生活もいろんな事がありました。
Language Exchangeをやっていたアメリカ人の友人の誘いで大学のラジオ局で番組を一緒に運営することになりました。
私が住んでいた街の一番大きな大学で番組を作ることになり、2人で毎週水曜に番組を運営していました。私も曲を選曲したり、機器の操作をしたり、いろいろなことをやっていました。
アイルランドだけではないと思いますが、大学のラジオが一般に聞かれているようです。(私の知る限りアメリカやメキシコもそうでした。)私達の番組も市内どこでも、また、ネットでも聞けるラジオ局でした。
基本MCは友人がやってくれていましたが、私も曲紹介だけは一度だけやらせてもらいました。
自分が異国のラジオでしゃべる日が来るとは!
人生何があるか分かりません。
この間でやったこと
・ラジオ局で番組運営
・土木作業のヘルプとして街の看板設営
・Language Exchange継続
・友人がさらに増える ⇒ さらにいろんな友達の家に入り浸る
・人種差別を味わう
・ホストファミリーの変更。全部で3軒経験。
・ホームシックにかかる
・英語の日記継続
・アイルランド一人旅2回目
留学終了、TOEIC再受験
アイルランドに来たときには夢にも思わなかったことが1年後には実現しており、私自身も大きく成長できたかなという実感がありました。
語学学校に行ったわけではないですが、何かをしたい、という思いで色々な繋がりを自分で築いていき、最後は思いもよらなかったラジオ番組を運営することまで実現したのです。
これは学校に行って日本人とつるんで、ただ留学をエンジョイしているだけでは味わえなかったいい経験をすることができました。
最後にTOEICを再受験し、この1年の留学でどれだけ英語力が伸びたのかを確認してみました。
【リスニング】
うん、だいぶわかる。選択肢に引っかけがあることまで気づくようになりました。ただTOEICの勉強は何もしていなかったので、選択肢の読み方など、今思うと戦略を間違っていた感はあります。とにかく実感としてかなり聞けるようになっていました。
【リーディング】
単語は相変わらず難しかった。文法もいまいち自信なし。ただ読むスピードは確実に上がっていました。こちらもTOEIC向けの勉強はしていなかったので、ひたすら順番に問題を解いていました。マークシートの塗り絵は最後の10問くらい。
結果
リスニング:415点 (前回比+45点)
リーディング:385点 (前回比+60点)
合計:800点 (前回比+105点)
この留学を通じて合計で255点アップすることができました!
このアイルランド留学は、いわゆる英語の勉強はそこまでしていません。
ただ、とにかく英語に触れること(話す、聞く、読む、書く)を継続したことによって
自然と英語力を伸ばすことが出来ました。
ただ、私個人の実感としては、TOEIC800点では、とてもネイティブと互角に話せるレベルではありません。ニュースや新聞を読んでもほとんどわからないというレベルです。もっと英語力を伸ばさないと実戦では使えない、そう思っていました。
ここでは書き切れないくらいの恥ずかしい思いや悔しい思いをして1年間過ごしてきました。それと同時に毎日友達と遊んだり、飲んだり、交流することでとても楽しい貴重な時間を過ごすことが出来ました。
こうした日々の積み重ねで英語力も少しずつ身についたのだと思います。
この後、社会に出てからも英語の仕事が振られるようになったこと、英語の会議に呼ばれるようになったこと、など、英語キャラを確立することができました。これは全てこの留学経験があったからだと思っています。
そして、このことによってその後の人生も大きく変わるのでした。
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第5章 日本帰国後
日本帰国 ⇒ 英語に触れない生活 ⇒ 再受験
日本に帰国し、英語に触れない生活がスタートしました。
英語を使う仕事をたまに振られたり、アイルランドの友人とメールしたり、英語に触れていたのはその程度です。
日本帰国後9ヶ月が経ち、英語力がどれくらいになっているか、興味本位でTOEICを受験しました。勉強も何もしていない状態です。
この時点で、初めてのTOEICから4年が経過していました。
リスニング・・・前回の感覚と大きく変わらず。
リーディング・・・前回の感覚と大きく変わらず。何となく、読むスピードが落ちた。
結果
リスニング:415点 (前回比▲25点)
リーディング:390点 (前回比+5点)
合計:780点 (前回比▲20点)
やはり点数は落ちてしまいました。
ここまで順調に点数が伸びていたので、点数が下がったのは初めての経験です。
英語の勉強も全くしていなかったので、当然の結果、というより思っていたよりもいい結果だったのでよかった、と言う気持ちの方が強かったです。
半年後・TOEIC対策し、再受験
そうは言っても、この結果を受け、もう一度勉強をしよう!という気持ちになりました。
ここからやったこと
■洋書の読書
■ニンテンドーDSのソフト「もっとTOEIC TEST DSトレーニング」を使ってTOEIC対策
■「TOEIC TEST 英単語 スピードマスター」Jリサーチ出版 を使って単語力強化
※「英単語スピードマスター」はオススメの本なので、別記事で詳細を記載しました。
この時初めてTOEICを意識した勉強を取り入れる事にしました。
せっかく受けるなら最高点を更新したい、ただそれだけのモチベーションで勉強を続けていきました。
それから半年、毎日勉強をしていた訳ではないですが、ここまでの成果を確認するために再受験しました。
【リスニング】
DSで練習していたこともあり、TOEIC問題の解き方に慣れてきていました。手応えあり。聞き取りは80%出来ていて、聞き逃したところ以外は、自信あり。
【リーディング】
文法は今までと同じで感覚だけで解いた。でも感覚的に答えが分かるものも多くありました。読むスピードもまた少し戻った感じ。
結果
リスニング:470点 (前回比+80点)
リーディング:375点 (前回比▲15点)
合計:845点 (前回比+65点)
自己ベスト更新!!

TOEICを意識した勉強をしたことが大きかったのかな。
単語とDSは意外と効果が大きかったです。
ただ、TOEIC845点って高得点に見えるけど、実際はペラペラにはほど遠いし、英語をばっちり使えます!っていうレベルではないです。
TOEIC対策の勉強をばっちりやって英語に慣れ親しんでおけば取れなくはない点数だと思います。
第6章 メキシコ
メキシコでの海外生活
TOEIC845点を取ってから2年、私は英語の勉強をほとんどすることはありませんでした。
仕事や友達と遊ぶことに全力を注いでいた時代です。
その後、メキシコに赴任することになり、生活が一変しました。
メキシコの公用語はスペイン語、私もスペイン語を勉強し、日常最低限の会話はできるようになりました。
しかし、日常最低限の会話レベルで仕事をすることは出来なかったため、仕事をする時はほとんど英語を使っていました。
メキシコ人はある程度の教育を受けた人であれば、英語を話せる人が多いです。
私の周りにはそういった人が多かったので、英語で仕事をさせてもらっていました。
もちろん、アメリカとの繋がりが多いので、アメリカ人とのメール、電話会議は毎日行っていましたし、アメリカに行くこともよくありました。
そのような環境でしたが、英語を意識して勉強することは全くなく、とにかく生活していくための道具として使っていました。
そのような生活を5年間もすることになりました。

日本帰国、TOEIC受験
帰国してすぐに、英語力を試すために約7年ぶりにTOEICを受験しました。
5年間も毎日英語を使って生活していれば、さぞかしTOEICの点も上がっているだろう、と余裕を持って受験しました。
リスニング・・・うん、イギリス英語とオーストラリア英語はちょっと聞きづらいけど、普通にできたかな。自信あり。
リーディング・・・感覚で殆ど解いていきました。今までもあまり文法を意識して英語を使っていなかったので、そこは心配。問題はほぼ全部解き切った。
結果
リスニング:480点 (前回比+10点)
リーディング:405点 (前回比+30点)
合計:885点 (前回比+40点)

う~ん、なんか微妙!
5年間も英語を使って生きてきたのにこんなもんかいっ!
リスニングはほぼ満点に近い点数でしたが、リーディングは大して伸びていない。。

伸び悩み
もう一回受ければ900点はいくかな?ということで、半年後にもう一回受験してみました。
勉強は全くしていないです。
結果
リスニング:440点 (前回比▲40点)
リーディング:420点 (前回比+15点)
合計:860点 (前回比▲25点)
リスニングは結構下がってしまいました。
確かに日本に帰ってきてからは英語もそんなに使ってないし。。
勉強も何もしていないし。。

・・・半年後、再受験。
この時も試験3日前から少し英語を聞く程度の準備しかしていませんでした。
結果
リスニング:465点 (前回比+25点)
リーディング:405点 (前回比▲15点)
合計:870点 (前回比+10点)

TOEICってかなりしっかり英語力を測れるテストなんだと実感しました。
3回やって殆ど点数が変わらない。

900点の壁が高すぎる・・・。
壁を乗り越える
ここまでやったらどうしても900点は超えたい、という気持ちになりました。

ただそれだけです。
私は自分のテストの結果を並べ、どこが弱点なのかを確認しました。
・・・明らかに文法が弱点!!
ここだけ何とかすればこの壁は越えられるような気がしました。
そのため本を一冊だけ買い足しました。
メジャーな本だと思います。
これがとてもとても良い本でした。
選択肢の正解の理由だけでなく、不正解の選択肢にも全て理由を解説してくれている。
これってなかなかないんです。
正解が分かっても、他の選択肢がだめな理由が分からないと応用がきかないですよね。
やっぱり私は文法を間違って理解している部分がいくつかあったようでした。
また中学、高校と英語が嫌いだったので、5文型というものすらしっかり理解しないまま、感覚で英語を使っていたのです。
そんなことにも気づかせてもらいました。
とにかくこの本で数週間、出来るところまで勉強しました。
そして、その結果がこちらです。
結果
リスニング:480点 (前回比+15点)
リーディング:435点 (前回比+30点)
合計:915点 (前回比+45点)

やっと壁をぶち破りました!
初めてTOEICを受けた時からなんと14年が経っていました!!笑(自分でもびっくり)
ここで私は悟りました。
これ以上の点を目指しても今までの努力以上に勉強しテクニックを身につけなければ、990点には近づかないということを・・・。
それには恐ろしいくらいの時間が必要なのだろうと・・・。
そしてそれは私にとって何も生み出さないことを・・・。
なのでここで私はTOEICを受けることをやめることにしました。
英語は道具です。英語だけが出来てもあまり意味はないです。
そして数年後には、自動翻訳が実用レベルになることでしょう。
そうすれば英語が出来ても出来なくても関係なくなるでしょう。
私は英語を身につけてきたプロセスこそに意味があったと心から思っています。
新たな人との出会いや色々な国での生活、
このプロセスは私を確実に成長させてくれました。
これが私の英語の勉強体験です。
これから勉強される方にとって、何か一つでもヒントになれば幸いです。
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