子どもの教育費、老後資金、車の買い替え、家族旅行、日々の生活費。
将来のお金について考え始めると、いろいろな不安が出てきますよね。
「教育費はいつ、どれくらい必要になるの?」
「今の貯蓄ペースで将来も大丈夫?」
「老後資金まで考えると、今の家計で足りるのかな?」
こうした不安は、頭の中だけで考えているとどんどん大きくなってしまいます。
そこで役立つのが、ライフプラン表です。
ライフプラン表は、家族の年齢、収入、支出、貯蓄、教育費、ライフイベントなどを年単位で整理し、将来のお金の流れを見える化するための表です。
この記事では、ライフプラン表をエクセルで作る方法、無料テンプレートを使うときの注意点、子育て世帯にとって使いやすいライフプラン表の考え方を解説します。
この記事でわかること
- ライフプラン表とは何か
- ライフプラン表をエクセルで作るメリット
- 無料テンプレートの良い点・使いにくい点
- 子育て世帯に必要なライフプラン表の条件
- 教育費・老後資金・将来の資産推移を見える化する方法
将来のお金をまとめて見える化したい方へ
ライフプラン表テンプレートでは、家族の年齢、収入、支出、教育費、ライフイベント、将来の資産推移をまとめて確認できます。
「このままで大丈夫?」という不安を、まずは数字で整理してみませんか?
ライフプラン表とは?
ライフプラン表とは、家族の年齢、収入、支出、貯蓄、教育費、老後資金、ライフイベントなどを年ごとに整理した表のことです。
簡単に言うと、家族のお金の未来予想図です。
現在の家計だけを見るのではなく、10年後、20年後、30年後にどのようなお金の動きがあるのかを確認できます。
たとえば、ライフプラン表を作ると、次のようなことが見えてきます。
- 子どもの教育費が大きくかかる時期
- 家族旅行や車の買い替えなど、大きな支出が重なる時期
- 退職後に収入が変わるタイミング
- 老後資金が足りるかどうか
- 資産が増える時期、減る時期
- 今から見直した方がよい支出や貯蓄ペース
将来のお金の不安は、将来どうなるか分からないから不安になるものです。
だからこそ、一度ライフプラン表にして、将来のお金を見える化することが大切です。
ライフプラン表をエクセルで作るメリット
ライフプラン表は、紙で作ることもできますし、FPに相談して作ってもらうこともできます。
ただ、家庭で何度も見直しながら使うなら、エクセルで作る方法がおすすめです。
エクセルで作るメリットは、主に3つあります。
- 後から自由に修正できる
- 条件を変えてシミュレーションできる
- 表やグラフで将来のお金の流れを確認できる
1. 後から自由に修正できる
ライフプランは、一度作って終わりではありません。
収入が変わったり、支出が増えたり、子どもの進路が変わったり、車の買い替えや旅行の予定が変わったり、家族の状況によって何度も見直す必要があります。
エクセルで作っておけば、状況が変わったときに自分で修正できます。
これは、紙の表や一度きりの相談にはない大きなメリットです。
2. 条件を変えてシミュレーションできる
エクセルでライフプラン表を作ると、条件を変えながら何度もシミュレーションできます。
たとえば、次のようなことを試せます。
- 毎月の支出を1万円減らしたら、将来の資産はどう変わるか
- 子どもが私立に進学したら、教育費はどれくらい増えるか
- 車の買い替え時期を変えると、資産推移はどう変わるか
- 退職時期を変えた場合、老後資金は足りるか
将来は誰にも正確には分かりません。
だからこそ、1つの答えを出すよりも、いくつかのパターンを試せることが大切です。
3. 家族で将来のお金を共有しやすい
お金の話は、夫婦や家族でも話しにくいものです。
でも、ライフプラン表があると、感覚ではなく数字を見ながら話し合えます。
「教育費がこの時期に大きくかかる」
「この年は大きな支出が重なりそう」
「老後資金のために、今から貯蓄や支出の見直しを考えよう」
このように、家族で将来のお金のイメージを共有しやすくなります。
ライフプラン表を作ると分かること
ライフプラン表を作ると、将来のお金の流れが具体的に見えてきます。
特に子育て世帯の場合、以下のような点を確認しておくことが重要です。
ライフプラン表で確認したいこと
- 子どもの教育費が大きくかかる時期
- 車の買い替えや旅行など、大きな支出のタイミング
- 老後資金の準備状況
- 収入が変わるタイミング
- 資産が大きく減る年
- 貯蓄・節約・収入アップを考えたい時期
たとえば、子どもの大学進学と大きな支出が重なると、その年の家計はかなり苦しくなるかもしれません。
また、教育費が終わったあとに、老後資金の準備期間がどれくらい残るのかも、早めに確認しておきたいポイントです。
ライフプラン表は、こうしたお金の流れを事前に確認するための地図のようなものです。
無料のライフプラン表テンプレートはどう?
ライフプラン表を作ろうと思ったとき、まず無料のエクセルテンプレートを探す方も多いと思います。
無料テンプレートは便利ですし、まず試してみるにはとても良い方法です。
特に、家計の全体像をざっくり確認したい段階なら、無料テンプレートでも十分役立ちます。
一方で、実際に使ってみると、子育て世帯が長期のライフプランを考えるには、少し物足りないと感じる部分もあります。
無料テンプレートの良い点
- 無料で気軽に試せる
- 基本的なキャッシュフロー表を作れる
- シンプルな構成で分かりやすいものが多い
- ライフイベントを書き込める
- 家計の全体像をざっくり確認しやすい
無料テンプレートで気になりやすい点
- シミュレーションできる年数が短い場合がある
- 教育費を自分で調べて入力する必要がある
- 子どもの進路別に細かく設定しにくい
- グラフが少なく、将来のお金の流れをイメージしにくい
- 家族構成に合わせた調整が難しい場合がある
- Excel初心者には編集しにくいことがある
もちろん、無料テンプレートが悪いわけではありません。
まずはざっくり試すにはとても便利です。
ただし、教育費、老後資金、大きな支出、将来の資産推移まで数十年単位で見たい場合は、もう少し細かくシミュレーションできるテンプレートがあると便利です。
子育て世帯に必要なライフプラン表の条件
子育て世帯がライフプラン表を作る場合、特に重要なのは教育費です。
教育費は、子どもの人数、年齢、進路によって大きく変わります。
幼稚園から高校まで公立か私立か、大学が国公立か私立か、文系か理系か、一人暮らしをするかどうかによって、必要なお金は大きく変わります。
そのため、子育て世帯のライフプラン表には、以下のような機能があると使いやすいです。
- 子どもの年齢に合わせて教育費を反映できる
- 公立・私立など進路別に設定できる
- 大学の進路や一人暮らし有無を設定できる
- 将来生まれる子どもにも対応できる
- 教育費と老後資金を同時に確認できる
- グラフで資産推移を見える化できる
教育費について詳しく知りたい方は、こちらの記事でも解説しています。
無料テンプレートの使いにくさを改善したライフプラン表テンプレート
無料テンプレートは便利ですが、実際に使ってみると、次のような点が気になることがあります。
- シミュレーションできる期間が短い
- 教育費を自分で調べて入力する必要がある
- 家族構成に合わせた調整が難しい
- グラフが少なく、将来のお金の流れをイメージしにくい
- Excel初心者には編集しにくい
そこで、子育て世帯が使いやすいように、将来のお金をまとめて見える化できるライフプラン表テンプレートを作成しました。
ライフプラン表テンプレートの特徴
- FPが作成・監修したライフプラン表テンプレート
- Excelが苦手な方でも入力しやすいように設計
- 家族の年齢、収入、支出、貯蓄などを入力できる
- 子どもの教育費を進路別に設定できる
- 将来生まれる子どもにも対応
- 長期の資産推移を確認できる
- 表だけでなく、収入・支出・資産推移のグラフでも確認できる
注意点
- 本テンプレートは将来の収支や資産額を保証するものではありません
- 入力内容や前提条件によって結果は変わります
- Excelのバージョンや利用環境によって表示が異なる場合があります
- 個別の投資・税務・保険相談を行うものではありません
教育費・老後資金・将来の資産推移を見える化したい方へ
ライフプラン表テンプレートでは、家族の年齢、収入、支出、教育費、ライフイベント、将来の資産推移をまとめて確認できます。
「なんとなく不安」な状態から、「いつ・何に・どれくらい必要か」を数字で整理してみませんか?
ライフプラン表テンプレートのアウトプット例
このライフプラン表テンプレートでは、基本情報や収入・支出、教育費などを入力すると、将来のお金の流れを表やグラフで確認できます。
詳しい入力方法や作成手順は、こちらの記事で解説しています。
ライフプラン表のイメージ


収入と支出のグラフ

資産推移のグラフ

資産増減のグラフ

一度ベースを作ってしまえば、あとは条件を変えながら見直していけます。
教育費、毎年の支出、収入の変化、ライフイベントなどを更新していくことで、家族の状況に合わせたライフプランに近づけていくことができます。
ライフプラン表は定期的に見直そう
ライフプラン表は、一度作って終わりではありません。
家族の状況は毎年変わります。
収入が変わることもありますし、支出が増えることもあります。子どもの進路、車の買い替え、旅行、退職時期なども、実際にはその時々で変わっていきます。
そのため、ライフプラン表は定期的に見直すことが大切です。
見直しのタイミング
- 年に1回、家計を振り返るとき
- 子どもの進路が変わったとき
- 大きな支出を予定するとき
- 収入や支出が大きく変わったとき
- 老後資金や投資方針を見直したいとき
エクセルで作っておけば、数字を入れ替えるだけで何度でも見直しできます。
ライフプラン表は、将来のお金を完璧に予測するためのものではありません。
むしろ、家族の状況に合わせて何度も更新しながら、今やるべきことを考えるためのツールです。
ライフプラン表を作る前に、現在の家計も整理しておくと便利
ライフプラン表を作るときには、現在の貯蓄額、年間収入、年間支出、毎年の貯蓄額などを入力します。
この数字が大きくズレていると、将来のシミュレーションも現実感が出にくくなります。
そのため、まず現在の家計を整理したい方は、家計簿データを見える化しておくと便利です。
現在の家計もあわせて確認したい方へ
マネーフォワードMEのデータを使って、年間家計・費目別支出・貯蓄率・固定費/変動費・家計診断まで確認できる家計簿テンプレートも作成しています。
現在の年間支出や貯蓄率が分かると、ライフプラン表のシミュレーションも作りやすくなります。
家計簿とライフプラン表の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
家計簿とライフプラン表の違いとは?まずどちらから作るべきかを解説
よくある質問
ライフプラン表はエクセルで作れますか?
はい、作れます。
エクセルを使えば、収入、支出、貯蓄、教育費、老後資金などを年単位で整理できます。
また、条件を変えて何度もシミュレーションできるため、家族の状況に合わせて自由に見直せます。
無料テンプレートでも十分ですか?
まず家計の全体像をざっくり確認するだけであれば、無料テンプレートでも十分役立ちます。
ただし、子どもの教育費、老後資金、大きな支出、将来の資産推移などを長期で見たい場合は、無料テンプレートでは物足りないと感じることがあります。
教育費を進路別に設定したい方や、長期シミュレーションをしたい方には、より細かく設定できるテンプレートがおすすめです。
子どもの教育費はライフプラン表に入れるべきですか?
はい、入れることをおすすめします。
教育費は、子育て世帯にとって非常に大きな支出です。
幼稚園から高校まで公立か私立か、大学が国公立か私立か、一人暮らしをするかどうかによって必要額が大きく変わります。
教育費を入れずにライフプランを作ると、将来の資産推移を正しくイメージしにくくなります。
ライフプラン表は何年分作ればいいですか?
最低でも20〜30年分はあると便利です。
ただし、教育費と老後資金をまとめて確認したい場合は、退職後や老後まで含めて長期で見た方が安心です。
特に子育て世帯の場合、教育費が終わった後に老後資金をどう準備するかも重要なので、できれば長期で確認できる表がおすすめです。
Excelが苦手でも使えますか?
入力項目が整理されたテンプレートであれば、Excelが苦手な方でも使いやすいです。
ライフプラン表テンプレートでは、基本情報や収入・支出などを入力すると、ライフプラン表やグラフを確認できるようにしています。
まとめ:ライフプラン表で家族のお金を見える化しよう
将来のお金の不安は、考え始めるときりがありません。
子どもの教育費、車の買い替え、旅行、老後資金など、人生には大きなお金が必要になるタイミングがいくつもあります。
でも、ライフプラン表を作ることで、漠然とした不安を具体的な数字に変えることができます。
ライフプラン表を作るメリット
- 将来のお金の流れが見える
- 教育費や老後資金を具体的に考えられる
- 家族でお金の話を共有しやすくなる
- 今やるべき家計の見直しが見えてくる
- 家族のライフイベントを計画しやすくなる
ライフプラン表は、一度作って終わりではありません。
家族の状況に合わせて何度も見直しながら、今やるべきことを考えるためのツールです。
まずは一度、家族のお金を見える化してみましょう。
将来のお金を、ライフプラン表で見える化しませんか?
ライフプラン表テンプレートでは、教育費・老後資金・将来の資産推移をまとめて確認できます。
家族のお金の不安を、まずは数字で整理してみましょう。