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日商簿記2級取得のメリットは?簿記2級取得を目指すか迷っている方へ

私は2017年に日商簿記2級を独学で100点を取って合格しました。

 

簿記2級の勉強方法・勉強時間の紹介記事はこちら

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簿記2級を取得してから何かが変わったかと言えば、特に何も変わりません。

ただ、取得した意味はあったと思っています。

 

簿記2級取得後、実際に感じている取得のメリットをお伝えします。

メリット①履歴書に書ける

一番最初に思い浮かんだのは、これです。

 

簿記2級は履歴書に書いても恥ずかしくはない資格だと思います。

 

目的を持ってしっかり勉強して取得したこと、経理、財務諸表作成のための基礎的な知識が備わっていることの証明になります。

 

もちろん、この資格だけで何か特別有利になることはないと思いますが、持っていない人に比べればアピールにはなります。

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メリット②実務に生かす事が出来る

会計

何をやっているかは千差万別。

人それぞれだと思いますが、経理関係や事務職に関することをしている方であれば、実務で役に立つ知識を得ることができます。

 

私の場合は経理に近い部署で仕事をしているため、簿記2級で得た知識は、直接的、もしくは間接的に実務に生かす事が出来ています。

 

例えば、損益計算書の構成がどうなっている、こういった経費は損益計算書上、どこに含まれているか、減価償却費の基本的な考え方や計算方法、原価差異分析製造原価の算出などなど、基本的な知識が様々な業務で役に立っています。

 

自分なりのデータ分析をする際や人に何かを説明する際にも、基本的な知識として簿記2級の知識があると、一般的にはこうやっている、ということが分かっているため、分析や説明にも役に立つと実感しています。

メリット③会社のお金の流れが分かる

直接的には関係のない業務をしている方でも、一般的に、企業の取引をどのように記録して財務諸表を作るのか、様々な取引の形を知ることができ、お金の基本的な流れを掴むことが出来ることはメリットです。

 

ものを作る、もしくはサービスを売る、売上げをどのように把握するのか、取引と支払いのタイムラグがある場合はどうするのか、ものの原価をどのように把握するのか、経費はどのように把握するのか、営業外収支、特別収支とは何か、利益はどのように出すのか、法人税はどのように算出するのか?

 

そういった一般的な知識を体系的に学ぶことが出来るのはメリットです。

メリット④財務諸表に親近感が沸く

成功イメージ

日商簿記は、実際の財務諸表(損益計算書、貸借対照表など)を作成するためのベースとなる情報をどのように把握し記録するか、それをどのように集計し、利益を算出するか、資産・負債・資本をどのように把握するかという点を学びます。

 

そのため、簿記の勉強をした後は、財務諸表という一見敷居の高いものに対して、抵抗がなくなるようになります。

 

企業の成績表である財務諸表を読むことが出来れば、その企業が置かれている状況、競争力、資金力などを読み解くことができるようになってきます。

 

財務諸表を読む力を養うための資格には、ビジネス会計検定があり、簿記では読み解く力については重視されていません。しかし、財務諸表を作成する側の知識が付くため、自然と理解ができるようになります。

 

これは、株取引など投資に興味がある方にとっては、とても重要な知識となります。

 

投資対象の企業が投資するに値するかを財務諸表を読んで自分なりの判断下すための基本的な知識を付けることができます。

メリット⑤難易度の高い資格へのステップアップ

公認会計士、税理士、中小企業診断士、簿記1級など、高度な資格にチャレンジするための基礎本的な知識となります。これらの資格を目指す前に簿記2級から始める方も多いのではないでしょうか。

 

実際、私は簿記2級を取得した後、英文会計、米国会計基準、国際会計基準を学びました。

 

簿記2級の基本的な知識を日本語で身につけていため、英語で会計を学んでも、比較的スムーズ理解することができました。

 

簿記2級の勉強を通して、このような上級の資格を目指すことが自分に合うのかどうかを試すことができます

 

簿記2級が取れないようでは、先に挙げた資格を目指すのはかなり険しい道になることでしょう。

デメリット

簿記2級の知識を持っていて特にデメリットはありません

 

しかし、取得するにはそれなりに勉強する必要があるため、時間を投資しなければならないことは事実であるため、敢えて言うならそれがデメリットでしょうか。私の場合、約200時間を勉強に費やしました。

 

勉強したのに合格できなければなおさら無駄になってしまいます。(もちろん、合格できなかったとしても勉強で得た知識は無駄にはなりません。)

 

しかし、それ以外に特にデメリットは思い浮かびません。

 

興味があって、時間を投資できる方であればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

私のオススメ勉強方法などをまとめた記事はこちらです。

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