最近巷でよく聞く、FIRE(ファイア)という言葉。
Financial Independence, Retire Early
FI=経済的な独立をして、RE=早期に退職する。
前回、FIREの目標金額を算出した結果、サイドFIREでも9,600万円という目標金額になりました。
ただ、この計算は、教育費・住宅費を除く生活費が30万円/月=360万円/年として計算していました。
2021年の実際の支出
私達は、マネーフォワードMEの有料会員になって全てのお金を管理しています。
マネーフォワードMEで毎日レシート読み込みなどの機能を使って家計管理も行っています。
1年に一回、下記の方法でエクセル上で集計し、何にどれくらいのお金を使ったかを確認しています。
前回の記事でも紹介した通り、2021年の実際の支出は以下のようになっています。
今回は費目別に予算を立てたいため、費目別の平均値を算出してみました。
2021年は長女が2歳~3歳、長男が10月に生まれたという時期なので、教育費は4月から長女の保育費が入っています。また、ワールドライブラリーという絵本の定期購読費用などが少し入っています。
住宅費は会社の補助もあり、今はかなり低く抑えられています。これも家を建てたらローンがかなり掛かってくることが予想されるので、今後はこのようにはいきません。
生活費の予算を立てる
マネーフォワードMEを使って予算作成
予算を立てるのにもマネーフォワードMEの機能を使って行います。
PC版のマネーフォワードMEにログインし、「予算」タブをクリック、「予算を立てる」をクリックすると下記のような画面になります。
ここで費目ごとに予算を入力していくことができます。
日用品
明細を見ると特に変わったものは含まれていませんでしたが、一部ウェルシアで購入しているものに食費となるものが含まれているのが実態であるため、日用品自体はもう少し抑えられると思います。
ただ、家族が4人となり日用品の消費も多くなっていくことが予想されるので、少しの節約を見込んで、類似ユーザーと同じ27,000円とします。
食費
この中の約1万円ちょっとは外食費となっています。無駄な外食は控える、ピクニックや公園遊びなどで手作りのお弁当の頻度を増やすなど、工夫をして無駄遣いを減らしたいところです。
でもよく考えると、食費は子供が大きくなったらもっともっと掛かるはずなので、予算上は少し多めに設定しておいた方が良さそうです。
教養・教育
教育費については、私立の学校に行くのかなど、条件によって大きく変わると思います。
そのため、別の記事を書いて細かい設定をする予定です。
日常の生活費には含めず全て別計上するため、ここでは0円とします。
趣味・娯楽
旅行や動物園などの入園料などが含まれています。
旅行はとても大切な趣味の時間だと考えています。ここは毎年20万円を見込みたいと思います。16,667円だときりが悪いので、16,000円とします。
衣服・美容
あまり衣類を買うことがないので、比較的低く抑えられています。
ものをあまり増やしたくないので、今後も衣類を買う機会は最低限に抑えられると思っています。
とは言え、子供も2人になっているので、予算上は1万円とします。
健康・医療
21年の実績は出産費用がかなり含まれています。それを除くと約7,000円ほどに下がります。
2021年は比較的健康に過ごせたので、少し増やして10,000円とします。
交通費
コロナ禍の影響もあり、電車などの公共交通機関を使う機会もめっきり減った結果です。
基本は車移動なので今後もそこまで増えないと思いますが、コロナ以前の状態になると想定して3,000円としておきます。
交際費
コロナ禍の実績のためかなり少なくなっています。コロナ前はもっと人と会う機会や飲み会があったため多く支出していました。
今後、以前のように戻ることを期待しつつ、実績よりも多めの3万円に設定したいと思います。
住宅
現状、会社の補助がありかなり低く抑えられています。今後は家を建てて毎月ローンを支払う想定としますが、生活費とは別計上としますので、予算上は0円とします。
水道・光熱費
今使っているガス・電気・水道の料金はかなり高いのではないかと思いながらも、アパート暮らしということもあり会社の変更をすることができません。
本来は安いものに乗り換えることで費用を抑えることができると思いますが、節約するしか方法がないのが実情です。
通信費
基本はネットの使用料と携帯代となります。
ネット代が約5,000円弱、携帯代が機種代も含めて2人で約1万円。
自動車
2021年は保有している2台の車検があった年のため、約15万円の車検代が含まれています。ただ、自動車保険料が天引きのため含まれていません。その辺りを考えると妥当な金額かと思います。
燃費の良い車に代えることもあるかと思いますが、ガソリン代もなかなか下がらない状況が続くと思いますので、現状維持で33,000円とします。
保険
2021年に保険を少し見直ししたため、実績よりも少し下がります。
終身保険と医療保険の2人合計で約175,000円/年なので、約14,500円/月となります。
税・社会保障
利息などが少し入っているだけになっています。今後もあまり大きく掛かってこないと思いますので、0円とします。
生活費の見直し結果
ここまで新たに想定した内容を合計すると、住宅費と教育費を除いて248,500円/月となりました。
まずは、最初に設定した目標はこのようになっていました。
サイドFIRE 目標金額(当初)
日常生活費(教育費除く) 30万円/月 + 住宅ローン 10万円/月 ー 勤労収入 20万円/月
= 240万円/年 × 25年分
= 6,000万円 + 教育費 3,600万円
= 目標金額:9,600万円
今回見直しした生活費を約25万円を反映すると下記のようになります。
サイドFIRE 目標金額(生活費見直し後)
日常生活費(教育費除く) 25万円/月 + 住宅ローン 10万円/月 ー 勤労収入 20万円/月
= 180万円/年 × 25年分
= 4,500万円 + 教育費 3,600万円
= 目標金額:8,100万円(当初目標から▲1,500万円)
まずは実績値ベースのざっくり目標値を出しましたが、今回費目別に細かく考えたことで、FIRE目標値の精度がアップし、納得感が増しました。
節約が必要な費目も明確になったので、これから意識を高めて生活していける気がします。
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