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この記事を書いたのはこんな人
元外資系保険会社勤務、国家資格2級ファイナンシャルプランニング技能士(FP)。法人営業を主に担当。個人のライフプランニングも得意。
結婚後も勤務していたが、夫の海外駐在についていくため退職。
駐妻ライフを楽しみ、現在夫婦とも帰国。
子育てをしながら、投資をしたり、サイト運営をしている2児のママ。
子どもの教育費っていくら掛かるの?
子ども一人当たりの大学までの学費合計額はどのくらい?
まず、教育費が大体どのくらいになるのか概算を知ることが大切です。
幼稚園から大学まで全て私学の場合は・・・ 2300万円とも言われています!
幼稚園(私立)、小中(公立)、高校(公立)、大学(私立文系)を目安としても 1110万円。
総額を目にするとものすごい金額ですよね。
※以下の表は現時点の最新:平成30年度版ですが、令和元年10月より開始された、幼児教育・保育の無償化や、令和2年4月より開始された、私立高等学校の授業料の実質無償化は加味されていない結果であることをご承知置き下さい。
区分 | 公立 | 私立 |
---|---|---|
幼稚園 | 22万3,647円/年 | 52万7,916円/年 |
小学校 | 32万1,281円/年 | 159万8,691円/年 |
中学校 | 48万8,397円/年 | 140万6,433円/年 |
高校 | 45万7,380円/年 | 96万9,911円/年 |
高校卒業まで合計 | 543万5,958円 | 1,830万7,901円 |
文部科学省 平成30年「子供の学習費調査」より抜粋
区分 | 授業料、その他の学校納付金 | 修学費、課外活動費、通学費 | 総額 | ||
---|---|---|---|---|---|
大学 | 昼間部 | 国立 | 49万7,900円/年 | 13万9,800円/年 | 255万800円 |
公立 | 53万8,000円/年 | 12万8,700円/年 | 266万6,800円 | ||
私立 | 122万3,800円/年 | 15万100円/年 | 549万5,600円 |
独立行政法人日本学生支援機構「平成30年度学生生活調査」より抜粋
上記の大学でかかる費用は学費だけです。これにプラスで生活費がかかってきます。
家賃光熱水道費食費等、4年間で平均でも280万程かかるそうです。下宿・寮・通学により大きく変わりますね。
学資保険とは? 学資保険の仕組み・概要
学資保険がどのようなものか知らないと判断できませんよね。
そこでまずは学資保険の概要を簡単に説明します!
学資保険とは
学資保険とは、お子さんの将来の学費等の資産形成のために作られた、貯蓄性のある生命保険の一種です。
毎月決まった金額を払っていくことで、設定した満期が来ると満期学資金が受け取れます。
例えば、毎月1万円ずつ15年支払っていったとすると、15年後に180万円の支払総額に対して、数パーセント(1%~6%程)が上乗せされて返ってくる貯金のような保険です。
学資保険の最大の特徴は、契約者(生計を支える親)が万が一亡くなった場合、以降の払い込みが免除となる事です。
月々の保険料の払い込みが免除になっても、契約は有効に継続し、満期時には契約時に設定した通りの満期額資金が受け取れます。
下記に言葉の説明、次の項目で、内容を丁寧に解説していきます。
保険契約者:保険契約をし、保険料を払う人
学資保険の仕組みを解説します
学資保険の仕組みについて
保険の期間は保険会社や保険種類、加入時期によって違いますが、10年後や15年後18年後、お子さんの年齢が15歳や18歳になった時などに、支払った金額に利息が付いた金額が貯まっていて、払い戻され、教育資金に充てられるというもの。
契約者:親
被保険者:子ども(!)
親が契約をするのは当然ですが、被保険者は子ども。
この保険は、貯蓄性はありますが、子どもが万が一の時に保険金が下りてくる生命保険です。
保険なので、死亡保障に対する、保険料がわからないところでかかっています。
その分、最終的な利率も他の投資性の商品に比べて低く感じるところでしょう。
学資保険のメリット・デメリット
・毎月決まった金額を計画的に貯めていける
・親が万が一亡くなった場合、以後の保険料免除
・貯金では貯められない方向け
・利率が低い
・死亡保険は子どもにかかっている(必要ない)
・途中で解約すると払込保険料を下回る
・長期間の契約になるので、物価上昇・インフレに弱い
FPの観点からの私の考え
学資保険の仕組みを理解頂くと、これって必要?これ以外にも何か貯め方ないの?と思われる方も多いと思います。
良くわからないから、学資保険でいいや。
そんな方が少しでも減ってほしい!
効率よく、総合的にライフプランニングをして欲しい!
FPとしては、家族構成・父親や母親などの状況・今入っている保険・金融資産・ローンの有無・持ち家か賃貸か・・・・・
このような家族の状況によって、お子さんのための、教育資金や養育資金などの必要準備額は変わってくるので、一概には言えないのですが、
学資保険は必要か?については、必要ではない。と私は考えます。
もし私が保険の営業マンなら、学資保険に入るくらいなら、他の貯蓄性の商品をオススメします。
この機会に、我が家のライフプランニング・マネープランニングを保険と共に総合的に見直したい方は、マネーの専門家、ライフプランナーに相談するのがオススメ。無料保険相談でシミュレーションしてもらいましょう。
コロナの影響で、オンラインでも無料相談できるようになったそうです。これは嬉しいですね!
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なぜ学資保険はいらないのか?
前述してきたことのまとめになりますが、
そして学資保険に入るくらいならこっちの方がいい!と私が思うものを紹介します。
私達家族も、このようなものを利用して、学資保険代わりに備えています。
学資保険の代わりになる貯蓄性のある商品は?ズバリ!
終身保険 短期払いタイプ
なぜ終身保険!? 短期払いって? と思う方が多いはず。
終身保険は貯蓄性が高く、短期払いにすることで返戻率は100%を遙かに超える商品も多いのでおすすめです。
契約者:親
被保険者:親 (ここが大事!!!)
なので、親が万が一の時に、設定した保険金額が下りてきます。
ここで復習。
学資保険は、親が万が一の際、以後の保険料の払い込み免除。でしたよね。
かける金額により変わりますが、保険金額は1000万とか、2000万とか、そういう金額が下りてきます。
本当に困るのは、親の万が一の時。
その可能性は万が一ですが、同じように貯めながらの商品であれば、保険が誰にかかっているのかは、十分注意したい項目です。
同じ、貯めるのであれば、親の万が一の時にも備えられる保険なら、一石二鳥です。
また終身保険は、ある時期を過ぎれば利益が確定し、その後、運用していくことでじわじわと解約返戻金額も増えていく事が多いです。
必要な分だけお金を下ろし(部分解約または減額という手続きをする)、残りはそのまま取っておけば、保障額は減りますが死亡保障も付いており、少しずつ返戻金額が増えるという、使い勝手の良い保険です。
個人年金保険 (日本円建て・外貨建て)
貯蓄性の保険の一種です。
主には老後の資産形成のための保険ですが、期間の短い物を学資保険代わりに使う事も出来ます。
終身保険とは全然違い、万が一の保険がありません。(正しくは払込保険料相当額が死亡保険金額となります。)
死亡保障は十分に用意されている方が追加で使うにはいいかもしれません。
良いポイントは、死亡保障がほとんどないタイプなので、契約時の健康告知が無かったり、少ない条件で加入する事が出来ます。
返戻率も105%くらいのものが多く、コツコツ貯められます。
外貨建てにすることで、海外の金利を活用した運用成果が期待できます。
外貨建て保険 外貨建て終身保険・外貨建て年金保険
外貨建て終身保険です。
外貨建てって難しいかも!と思われる方いらっしゃると思います。
商品によっても取り扱いがかなり変わってくるので、ここで詳しくは書きませんが、簡単に説明します。
特徴としては、
・年利率の最低保障がある商品が多い
・円よりもドルや豪ドルの金利は高水準で推移しているので、運用に期待が持てる
・契約自体は外貨建てなので為替リスクがある
・満期時の円での確約はない→指定通貨での確約になります。
前述した、終身保険と内容はほとんど同じで、運用通貨が外貨になることでのメリットデメリットが追加されるかたちです。
契約者:親
被保険者:親 (ここが大事!!!)
保険は親にかけましょう。
・金利が高いため運用に期待が持てる
・為替によっては受取金額が増える可能性もある
・終身保険なので、解約するタイミングがある程度自由=返戻率がプラスになったら、それ以降で為替レートのいい時に解約すれば、プラスで受け取れる
・インフレリスクに備えられる
・親の万が一に備えられる
・投資信託やNISAに比べて複雑では無く意外と簡単で分かりやすい
・為替リスクがある
・円ドル間の為替手数料がかかる
・なんとなく難しそうと思ってしまう
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学資保険はいらない理由 まとめ
いかがでしたか?
保険の話は難しい言葉も出てきますし、制度も仕組みも複雑で難しいですよね。
よくわからなくてなんか苦手。そんな方が多いのではないでしょうか。
「子どもの学費を用意したい。」
そこから始まっても、家族の状況、収入支出、今入っている保険、金融資産、ローンの有無、持ち家か賃貸か・・・・・
このような家族の状況によって、今後準備すべき教育資金や家族の資産形成方法などが変わってくるので、今の現況を今一度確認し、総合的にプランニングして欲しいと思います。
今の家計の状況で、どこをどうして、何をどう貯めたらいいのかやはり分からない・・。と言う方は、一度、プロのファイナンシャルプランナーに無料保険相談するのはいかがでしょうか。このご時世なので、オンラインによる無料相談も。オンラインなら何かと安心して話が聞けますね。
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今入っている保険や、持っている資産状況、毎月の家計も把握することが出来れば、保険の入り方もお金の使い方も、明確に&計画的になり、資産形成が出来る様になりますよ。
コロナ禍で、家を整える、家計を整える。良いチャンスです。
無料相談もコロナの影響で、オンラインで出来る様になったそうです。お子さんの居る家庭には嬉しいですね。
資料とある程度の知識を持って、プロに詳しく聞いてしまいましょう!
まずは一度ご家庭の現況を再確認するところから始めましょう!
それでは今日の復習です!学資保険に入るくらいなら、
【外貨建て終身保険短期払い】です♪
「管理会計」という言葉をご存じでしょうか? 今回は、この「管理会計」を家計の管理に当てはめ、家計を「管理状態」に置き、行き当たりばったりの家計管理ではなく、「計画に基づいた」意思決定ができる家計管理をする方法を紹介[…]
元外資系保険会社勤務、国家資格2級ファイナンシャルプランニング技能士(FP)。法人営業を主に担当。個人のライフプランニングも得意。
結婚後も勤務していたが、夫の海外駐在についていくため退職。
駐妻ライフを楽しみ、現在夫婦とも帰国。
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