メキシコと言えば治安が悪い、危険なイメージを持たれている方も多いと思います。
特に2011年は、マフィアの利権争いと政府のマフィア対策が悪い方向に進み、麻薬戦争と呼ばれていた時代です。
当時は本当に危険でした。
※今は状況は変わっていると思われます。誤解のないようご注意下さい。
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メキシコでの危険な体験談
家の外で銃撃戦
2011年麻薬戦争まっただ中の頃、家で寝ていた所、おかしな音がして目が覚めました。
すると、パンパンパンパン!と乾いた音が、ものすごく近くから聞こえてきました。
私の家は高さ3m程の壁と電流が流れている有刺鉄線もあったため、家の中には入ってこないだろうという安心感はありましたが、かなり近くだったので焦りました。
窓の下に隠れて外を少し見て、またパンパン!と聞こえてすぐ隠れる、という事を何度か繰り返しました。夜の1時頃だったので何も見えませんでしたが、恐ろしい経験でした。
次の日、会社に行くと、メキシコ人の同僚から、「昨日大丈夫だった?お前の家のすぐ近くで銃撃戦があっただろ?」と聞かれました。
次の日のニュースになっていたそうです。
残念ながら、その銃撃戦で警察が3人殺されたそうです。
家のすぐそばでもこんなことが起きていました。。。
カーチェイスで銃撃戦
これも2011年、会社から帰ろうとすると、大渋滞。。
家の近くでカーチェイスの銃撃戦があり、軍隊、警察が道を封鎖しているとのこと。
家に帰るのを諦め、ショッピングモールで時間をつぶすことにしました。
数時間後、家に向かうと、まだ100人以上の軍人、警官が 警備?を行っていました。
なんとか家に帰ることはできましたが、途中、カーチェイスの末に横転した車が道をふさいでいました。
この事件でも数人が亡くなったそうです。
メキシコの怖い話
市内で大量の遺体発見
いつもよく通る道の近くで数十人の遺体が発見されました。
過去に誘拐された人などと思われますが、このような事件はメキシコ各地で多発していました。
誘拐は日常茶飯事だったため、この当時は、本当に外に出るのが恐ろしかったです。
スーパーに生首
これも2011年、家の近くに新しいスーパーができた時、開店の数日前のスーパーの入り口に生首3個が置かれていたというニュースを現地スタッフから聞きました。
これは見せしめのようで、新しいビジネスを始めるにも色々な裏のルールがあるようでした。
それにしてもメキシコのマフィアはやることが恐ろしいです。。。
誘拐してばらばらにして・・・、というのはよく聞きました。
うちの大家さんが殺された
これはなぜかよくわからないのですが、家の大家さんのおじさんが殺されてしまいました。
そこまで関わりがあった訳ではありませんが、普通のお金持ちのおじさんという感じで、いい人でした。
善良な人もどこで誰と繋がっているか分からず、変に恨みを買うと狙われることもあるようなので、現地スタッフとの関係も調整するのが非常に難しかったです。
会社の外で銃撃戦
これも2011年。会社の外で銃撃戦があり、通りすがりのおばちゃんが殺されるという悲劇が起きてしまいました。
メキシコ観光地の治安
色々と恐ろしい体験談を書いてきましたが、大半の方は出張や旅行で短期的に滞在することが多いと思います。
日本人が多く住む街や日系企業があるような街は、2012年以降、だいぶ治安が改善されていると思います。
現地に住む日本人が行くような場所であれば、比較的安心して過ごす事ができると思います。
出張の場合は、現地の日本人と一緒に行動するようにしましょう。
メキシコシティやカンクンなど人気の観光地の場合、ガイドブックに載っているような場所であれば、外国人の観光客も多いため、比較的治安はいいです。
ただ、メキシコシティでは、2012年以降でも、そういった場所でも発砲事件があったということを聞いた事もあるため、十分気をつける必要があります。
私はメキシコシティやカンクンを旅行した際、特に危険な目に遭うことはありませんでした。
治安の悪い国で効果のある対策5つ
メキシコと同じような治安の悪い国にどうしても行く場合は、下記のような対策を十分にして未然に危険防止しましょう。
危険なエリアを事前に調べる・現地人から情報を得る
まずは、外務省の海外安全ホームページを確認しましょう。
これは基本中の基本です。その国の治安の概況を知ることができます。
その上で滞在する街、住んでいる街の危険なエリアを把握します。
外国では、危険と言われている街でも安全なエリアと危険なエリアがはっきり分かれているケースが多いです。お金持ちは守衛のいる壁に囲まれたエリアに安全に暮らし、貧しい人は貧しい人で固まります。
間違えて貧しいエリアに足を踏み入れると危険だらけです。。
もし現地に友達がいる場合、話ができる相手がいる場合は、その人から危険なエリアを教えてもらうのが一番です。
現地の人はそれを把握した上で生活しています。
抵抗しない・捨て財布を持つ
万が一金銭を要求された場合、一番やってはいけないのが抵抗することです。
抵抗した場合、元々の狙いがお金だったのに、ピストルやナイフで襲われる危険があります。
もしピストルやナイフで脅された場合は、両手を挙げ、抵抗しないことをアピールし、財布が入っている場所を指さして教えます。
この時、財布が入っているポケットなどに手を入れて差し出すのもやってはいけないことです。
これをやると、ポケットからピストルやナイフを出されるかもしれない、と警戒され、相手に先制攻撃される可能性があるのでやめましょう。
その時の財布は日本でいつも使っている高級財布ではもったいないです。
海外にいるときはどうでもいい財布に最低限の金額とカードを入れておくのをオススメします。
この時「最低限のお金」、というのが、1000円では逆に危険です。強盗は1000円では納得しないはずです。その国に合ったある程度のお金は入れておいた方が良いと思います。
カードが入っていなければ逆に違う財布があるのでは?と疑われるかもしれません。
カードは盗まれたらすぐにカード会社に連絡してストップしてもらいましょう。
警戒している事を周囲に示す
常に自分が周囲を警戒している、ということをアピールします。
あなたを狙っている人もあなたが周囲をしっかり見て警戒していれば、あなたを狙わなくても他にもたくさん相手がいる中でわざわざ警戒している人は選ばないでしょう。
常に回りの状況を見る、持ち物を肌身離さず持つ、挙動不審ではなく堂々と歩く、怪しい人がいたら近づかない、など小さな行動でトラブルは避けられます。
同化する・目立たない
アジア以外では、アジア人、というだけでとても目立つものです。
私達は存在しているだけで目立っているので、なるべく現地の人に同化することも重要です。
私は外出する際はなるべくレンズの大きなサングラスをかけていました。
服も日本で着るようなおしゃれな格好をすると目立つことがあります。外国に行ったからといっておしゃれをする必要はないです。もしラフな格好をしている人が多い所に行くのであれば、同じような格好をしていった方がいいです。
とにかく同化することを目指しましょう。
勝手に近づいてくる人を相手にしない
観光地に行くと、おかしな日本語で声を掛けてくる人、無理矢理売り物を持たせようとする人、頼んでもいない親切なことをしてくる人、色々な人が近づいてきます。
基本的に、自分から声を掛けていない場合は無視する、断る事をした方がいいです。
特に旅行中は、テンションも上がり、陽気な外国人が話かけてくると、何か話をしてみたい、楽しい!という風になってしまい警戒心が薄れる事があると思います。
相手はそれを狙っています。しかも基本はグループであなたの持ち物を狙っています。
一度相手にしてしまったら気付いたら財布がないということもあります。
心苦しいかもしれないですが、基本は無視しましょう、親切も断りましょう。
つまらない事なのであまり言いたくはないですが、どうせ旅でちょっと会った外国人なんて一生会うことはありません。冷たい気持ちを持ちましょう。
そのくらいの気持ちでないとあなたが被害に遭います。
みなさんが安全に海外滞在を楽しめることを祈っています☆
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