名前は聞いたことがあってもタコスやトトポスなどとの違いを知らない、という方も多いのではないでしょうか。
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メキシコ料理における「トルティーヤ」
ユネスコの無形文化遺産にも登録されているメキシコ料理。
アステカ民族やマヤ民族などの先住民族の料理をベースにスペイン料理の影響を受けて成立したと言われています。
トウモロコシやチレと言われる唐辛子を多く使っているのが特徴です。
他には、アボカド、チーズ、トマト、タマネギ、ライム、パクチー、牛肉、などがよく使われる材料です。
以下の2種類があります。■トウモロコシが原料のトルティーヤ・デ・マイス(Tortilla de Maiz)■小麦粉が原料のトルティーヤ・デ・アリーナ(Tortilla de Harina)
トルティーヤは、メキシコにおいて主食とされており、メキシコ料理の中心的存在です。
とうもろこしと小麦粉、どっちが美味しい?
トウモロコシと小麦粉の2種類があるトルティーヤ。
メキシコではトウモロコシの方が主に食べられています。
しかし、トウモロコシのトルティーヤは独特のにおいがあり、クセがあると感じる日本人の方も多いかと思います。
一方、小麦粉のものはにおいもなく、もちもちしたパンのようでとても美味しいので、日本人も抵抗なく食べられるかと思います。
メキシコに行ったら両方のトルティーヤを試すのをオススメします!
私が日本人のお客さんと食事に行く際は、トウモロコシのものは現地の味として紹介し、メインで食べるものは小麦粉のものを選んでいました。
やはり、多くの方が小麦粉の方が食べやすいという反応でした。
レストランでは、通常、何も言わないとトウモロコシのトルティーヤしか出てきません。
一言、「Tortilla de harina, por favor」「トルティーヤ・デ・アリーナ・ポル・ファボール」と言うと、小麦粉のものも持って来てくれます。
※お店によってはトウモロコシのトルティーヤしかないところもあります。
トルティーヤを使ったメキシコ料理
また、メキシコには、このトルティーヤを使った料理や、トルティーヤ自体をアレンジした料理がたくさんがあります。
トルティーヤを使ったメキシコ料理
■タコス・・・焼いたトルティーヤで肉などの具を包んだもの
■トスターダ・・・揚げたトルティーヤに肉などの具を乗せたもの
■トトポス(トルティーヤ・チップス)・・・トルティーヤを揚げたもの(日本でもたまに売っている三角のチップス)
■ナチョス・・・トトポスにチーズをかけ、サルサやワカモレなどを乗せたもの
■ソパ・デ・トルティーヤ・・・揚げた生地をスープに入れたもの
■チラキレス・・・トルティーヤを煮てソースをかけたもの
■エンチラーダ・・・トルティーヤに様々な具材を詰めて巻き、サルサをかけたもの
タコス
メキシコ料理の代表格、タコス。
トルティーヤを焼いてその上に、調理された肉や魚、野菜を乗せたものです。
タコスと言ってもメキシコには、具材によって様々な種類があります。
シンプルに焼いた牛肉をのせた「カルネ・アサダ」、スパイス液に漬け込んで焼いた豚肉を乗せた「タコス・アル・パストール」など。
トルティーヤを使った料理として必ず食べたいメキシコ料理です。
トスターダ
トルティーヤを揚げたものの上に肉や魚などの具材を乗せたもの。
お好みのサルサ(ソース)やライムをかけて食べるのがメキシコ流。
トスターダは、さっぱりした魚介類のマリネや刻んだたまねぎ、トマト、チリを乗せた「セビーチェ」がオススメ。
トトポス(トルティーヤ・チップス)
トルティーヤを三角形に切り、油で揚げたチップス。
メキシコの言葉(スペイン語)では、「トトポス」と呼ばれています。
様々なサルサ(ソース)につけたり、ワカモレ(アボカドを使った具材)やピコ・デ・ガジョ(たまねぎ、トマト、チリを刻んだもの)を乗せて食べます。
ビールとの相性抜群でしかも簡単。おつまみとしてオススメの一品です。
ナチョス
トトポスにトロトロに溶けたチーズをかけたもの。単数形の「ナチョ」と呼ばれることもあります。
その上にお肉を乗せたり、野菜を乗せたり、豆のペーストを乗せたり・・・様々なアレンジがあります。
「テックス・メックス(Tex-Mex)」(アメリカ風・テキサス風にアレンジされたメキシコ料理)のメニューとしても大人気。
ソパ・デ・トルティーヤ
トトポスを細かく刻み、それをメキシコ風のスープにいれたもの。
メキシコのスープ料理は、トマトやコンソメをベースに様々な野菜やスパイスを煮込んだものが多く、複雑で奥深い味わいのものが多いです。
このソパ・デ・トルティーヤはメキシコのスープ料理の代表格。
チラキレス
トトポスを緑や赤の唐辛子を使ったサルサ(ソース)で煮て、その上にチーズなどをかけた料理。
フリホーレス(豆のペースト)を付け合わせにすることが多いです。
トトポスがしっとりしており、チーズやサルサと絡まりやすく、とても美味。
エンチラーダ
鶏肉などの調理された具材をトルティーヤで巻き、赤や緑のサルサをたっぷりかけた料理。
具材は鶏肉をはじめ様々な種類があり、中に入れる具材と、かけるサルサの組み合わせでエンチラーダの種類もたくさんあります。
日本でも手に入るトルティーヤ
最近では、ネットだけでなく、カルディや業務スーパーでもトルティーヤが手に入ります。
下記のようなものも簡単に手に入りますので、ホームパーティーなどでメキシコ料理を楽しむこともできますね。
メキシコ料理に深みを与える「サルサ」
料理にかけるソースの種類が豊富なのもメキシコ料理の特徴。
タコスや上述の料理にも様々なソースをかけます。
日本ではサルサソースというソースが確立されていますが、日本で言うサルサソースはメキシコにはありません。
サルサは色々な料理にかけられます。
それぞれの家庭の味もあり、メキシコには数えきれない程の色々なサルサが存在しています。
Salsa Verde(サルサ・ヴェルデ)
Verdeはスペイン語で緑という意味です。
その名の通り緑のソースです。
トマティーヨという緑のトマトをベースにしたソースです。
チリの量によっては辛くなりますが、様々なバリエーションがあるので色々な料理にかけて楽しみたいソースです。料理の色もカラフルになって見た目にも美味しいです。
Salsa Roja (サルサ・ロハ)
Rojaはスペイン語で赤という意味です。
こちらも名前の通り赤いソースです。
トマトをベースにチリやコリアンダーなどが入っています。
チリの量によってはとても辛いサルサになります。
家庭や店によって味が違うので色々と試してみたくなります。
Pico de Gallo(ピコ・デ・ガジョ)
トマト、タマネギ、ハラペーニョをみじん切りにして、ライムや塩で味付けをしたフレッシュなサルサです。
サルサというよりもタコスに乗せる具のような感じです。
これをのせれば野菜のフレッシュさが加わりタコスなどの料理がさっぱりとして美味しくなります。
Guacamole(ワカモーレ)
こちらもサルサというよりも具に近いものです。
これだけで食べることも多いです。
アボカドを潰して、みじん切りにしたタマネギやチリを加え、ライムや塩で味付けしたものです。
トルティージャのチップスのディップソースとして使うと味わい深いです。ビールのつまみにも最高。
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日本でも手に入るトルティーヤ・サルサ
最近では、ネットだけでなく、カルディや業務スーパーでもトルティーヤやサルサは手に入ります。
下記のようなものも簡単に手に入りますので、ホームパーティーなどでメキシコ料理を楽しむなんてこともできますね。
トルティージャ、サルサともにメキシコ料理のベースとなる部分です。
もしメキシコ料理を食べる機会があったら色々なトルティージャやサルサを試してみて下さい。
もしメキシコ料理を食べる機会があったら色々なトルティーヤやトルティーヤを使った料理を試してみて下さいね。
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